■ 海下展也さんのオランダのフローラルダイアリーの記事 → Japan: Domestic production down, imports up
gypsophila(宿根カスミソウ)は1999年に424ヘクタールの作付が、2011年には253ヘクタールとなり、171ヘクタールの減少。-40%。半減に近い。
2007年5月1日設置(責任編集:菅家博昭)
◆2014年度 FLOWER OF THE YEAR OTA 最優秀賞 | ||
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■所感
1970-80年代には、花束を完成させるにはなくてはならない 名脇役として花き業界では一躍時代の寵児となりました。 ところがブーム一過の後は、むしろ「古いデザイン」として カスミソウを使うことを拒む生花店が続出、 全国の生産量もピークの半分以下になりました。 しかし、「日本で最後のカスミソウの生産者になる」と カスミソウ生産を最後まで支える覚悟で臨まれた 昭和花き研究会様は、「カスミソウは七夕の花」という ソフトも同時に売り出し、お客様にカスミソウを改めて 見直してもらうことに成功したのです。 輪の大きさや花持ち、花付き、水揚げなど、 すべてにおいて大きく進化しました。 生まれ変わったカスミソウの存在はもはや“霞みそう”どころか、 なくてはならない主役級のアイテムに躍進を遂げたのです。 今のカスミソウはもう昔のカスミソウではありません。 スミソウはリバイバルの軌道に乗りました。 | ||
大変名誉ある賞をいただき感謝いたします。
私たちはカスミソウの品質向上のため、
2002年から各地で開催されたサミットに参加し、
その度に仕事の仕組みの見直しをしました。
また、昭和村でのカスミソウ栽培から30年を経過した今、
今回の受賞は若い人たちの栽培開始への意欲にも励みになります。
アルタイルを育成し、
新しい栽培技術の開発と普及にも取り組んだ
関係者の皆さまにも御礼を申し上げます。