2017年6月4日
会津の花作り生産者の皆様
会津MPS連絡会 菅家博昭
6月の勉強会のお知らせ
大田市場仲卸 中央花卉 中谷隆敏さん
「顧客とともに新しい商品を開発する
~沖縄の葉物を事例に~」
去る5月31日に沖縄県恩納村で開催された太陽の花生産者大会に私も参加しました。その際、東京大田市場仲卸の中央花卉の中谷隆敏さんが講演されました。沖縄はコギクの大産地で、太陽の花も年間売上げは80億円、生産者500名です。
しかしトルコギキョウ(リシアンサス)の生産が増えたり、熱帯植物の葉物の生産も増えています。中谷さんは太陽の花の執行部とともに、葉物の商品化に10年以上取り組み、その成果を今回、講演されました。
これは、地道な店頭販売と、それを支える生産者側の品質維持など、私も2度ほど、沖縄の葉物生産者訪問に同行して実体験した経緯があります。
たとえばタマシダは、長さは30~40cmほど、これは生産者は島内の各所より自生しているものを集めてハウス内に定植し管理しています。採花時には水を入れたバケツを持ち、切ったタマシダをすぐに根元から水に入れています。すぐに水が汚れるので、採花中にもかかわらず2~3回水を交換しています。
台風による塩害(塩の雨がハウス内に吹き込む)にあうと枯れてしまいます。そうすると出荷が無くなりますが、それを中央花卉は店頭でていねいに説明をして復活してくるのを1ヶ月以上待ってもらっています。
商品は、生産者だけではできません。販売する人、購入して利用される人たちが「顧客」として維持されることが最大の秘訣です(つまり固定客の開拓)。
中央花卉が花や葉物で行ってきたことを沖縄の葉物の事例研究として、皆さんとともに勉強をしたいと思っています。是非、参加して下さい。
中谷さんは会津田島の生産者2名の訪問のため6月10日に来県されるとのこと、以下のような会合を企画しました。
日時:2017年6月10日(土)午後6時15分より1時間。
場所:会津若松市栄町3番50号 電話:0242-22-4700
会津若松市生涯学習総合センター【會津稽古堂】あいづ・けいこどう
3階の研修室3(57人まで入れます) 参加費無料
会場は6時10分からしか入室できませんので、1階ロビー等でおまち下さい。
もとの市民会館です。会津図書館が2階で、3階が研修室になっています。
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なお講演会終了後、会場付近で懇親会(情報交換会)を開催する予定です。参加人数により場所を確定いたしますが、現状では神明通りのハジャイ(会津若松市栄町1−20電話0242-27-5559 )を考えています。会費は1名4000円です。
出欠については、6月7日の午後1時まで菅家博昭までお知らせ下さい。
メール、ショートメール、ファクス等で講演会・懇親会の人数あるいは氏名をお知らせ下さい。
菅家博昭090-2272-2780(ショートメール可能)
kaken(あっとまーく)cocoa.ocn.ne.jp
(カケン、、、)
ファクスは050-3588-0956
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