2011年11月22日火曜日

D社・2011年新発表のエクセレンス、ケニア産で日本初上陸


■2011年11月21日(月)東京・晴れ、会津・雪

上京し、未明より5時まで、首都東京都下大田市場花き部のかすみ草入荷量調査。

ケニア産(ビューティ・ライン)のエクセレンスが荷受会社F社にエルフバケット装で入荷していました。

今年(2011年)の11月1日から4日までオランダ王国アムステルダム市のRAI展示会場にて開催されたホルティフェア2011の花の品評会のかすみ草部門で最高得点であったエクセレンス(ダンジガー社育成)。他品目の傾向としてもトレンドは白で、純白のネリネ、白アンスリウムが一位であった。トルコギキョウは八重ではない薄いラベンダー色が一位。ホルティフェアは大規模化に安住したため3年前から変調し、今年は昨年より2ホール縮小し4ホールでの開催で約600社出展し67カ国から23,240人の来場であった。3展示会が分離・分散開催が11月上旬にまとまった年にはなったが、勢いではかつてアールスメールマーケットと言っていた歴史10年弱のフローラホランド花市場のトレードフェア・アールスメーア2011(11月2日~4日)が650の生産者出展(開催規模は1.8ヘクタール、来場者は約1万人)で勢いがあった。種苗業者主体の出展となって2年目のIFTF2011(インターナショナル・フロリカルチャー・トレードフェア)は1.6ヘクタールの会場面積を使用し180社の出展で来場者は11,834人(来年は2.5ヘクタールに拡大)。

10月の幕張メッセでの8th-IFEXのエクアドルブースには3農場が出展し、セレクタ社の銀河やセレブレイションのかすみ草の他に、エスメラルダ社のファンタイム、オーバータイムの次の品種であるマグネット等が展示されていた。そしてアフリカや中南米(コロンビア・エクアドル)のカーネーションやバラ農園でかすみ草を組み込む花束を生産しているファーム・メイド・ブーケ生産農場で栽培がはじまっているボール社のミラベラがあり、その類型の新かすみ草エクセレンスは出ていない。

■この秋のかすみ草卸価格は10月上旬の高値反動から10月下旬から現在までの1ヶ月間、80cm100円以下の低迷相場となっているなか、F社にはケニア産のカシオペア(日本ではホワイトベール)が入荷し仲卸FJ社店頭で80cm1本70~80円で販売されている。エルフバケット装で50本入りのボリューム、エクセレンスは40本入。

■大田仲卸街での11月21日(月)の80cmアルタイルの価格は1本100円である。