■2018年8月3日(金)
5日後、8月8日に、南米のコロンビアから、セレクタ社のプロダクトマネージャーのフェリペ・ゴメス Felipe Gomez 氏が来村される。かすみ草の担当者が初来村される。来日後、北海道から福島県会津地域を訪問される。
午前9時に昭和村大岐で試作しているかすみ草:グランタスティックの生育調査後、午前10時に下中津川の昭和村役場に舟木幸一新村長を表敬訪問される。私はそこまで案内し、帰宅するが、その後、セレクタジャパンの小縣信也氏・フクカエン種苗の松永亮氏とともに、昭和村内のかすみ草圃場を巡回される。同夜は会津若松市に宿泊されるため、ちいさな会食の場を設け、会津地域のかすみ草生産者数名(盆前繁忙期のため)と懇談される。
世界のかすみ草育種会社は、現在、中国への進出を主眼としてマーケティングを展開している。そうした現況を踏まえ、提案しているかすみ草新品種の生産地と流通等について詳細な話をうかがう予定にしている。
新品種の投入はその企業が、社会変化をどのように認識しているかを反映しており、競合他社との関係のなかで、オリジナルな社会的位置をどの場所に求めているのかを、直接聞くことができる。
世界のかすみ草はイスラエルのダンジガー社、エクアドル等に拠点をもつエスメラルダ社、そして欧州に拠点を置くセレクタ社が新品種を展開している。
セレクタ社は、プチパールという一重小輪種(草丈も短い)、銀河・銀河ウェイ(現在昭和村大岐で私が栽培、出荷中)、世界的には晩生種のブロッサムが栽培されている。ブロッサムについては同社のパートナー社であったカネコ種苗(群馬)から依頼され岩下圃場で試作した経緯があるが夏秋産地での定着は難しかった。銀河・銀河ウェイとプチパールは昭和村等でも栽培可能な品種群となっている。
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→ セレクタ社の日本語のかすみ草のウェブサイト
12~13ページ → Selecta FloralNews Winter2015 Published on Jan 28, 2016
12~13ページ → Selecta FloralNews Winter2015 Published on Jan 28, 2016
Selecta FloralNews Winter2015
Published on Jan 28, 2016
フェリペ・ゴメス Felipe Gomez 氏による新品種紹介記事
ホワイトウィッシュは2017年から大岐でも試作
グランタスティックは2018年、今季に試作中(開花)